看護師に必要な3つの資質を解説

看護師に必要な資質としてはまず「タフ」であることが挙げられる。看護師の仕事は夜勤があるのはもちろんのこと、寝たきりの患者を相手にするなど体力的にも酷使されることが多い。そのような状況の中、看護師には体力が必要であると同時に、タフさが求められるのだ。
看護師には患者に寄り添う気持ちも大切だが、あまり寄り添い過ぎてしまうと看護師自身の心が病んでしまうこともある。そのため、患者を患者として割り切れるようなタフな精神面も必要なのだ。

また、「学び続ける努力と姿勢」も大切だ。実際に職場に出てみたら、座学で学んだ看護現場とは違ったということがよくある。そんな時にはどうしたらよいか。それは、現場で得られた知識をもとに学べばいいのである。それでも追いつかない場合は、勉強会などの自己研修に通ってみよう。そこでは、多くの現場の実体験に基づいたいろいろな経験論が学べるはずだ。

また、看護師が身につけておく資質として「コミュニケーション能力」も大切だ。医療現場でも医師や介護スタッフなど多くの人々と連携して作業をしているはずである。そんな仲間達と上手にコミュニケーションを行わなければ、業務もうまく進められないだろう。
最後に求められることは、「ルールを理解し遵守すること」である。医療現場では些細なミスも患者の命に関わる。看護師の仕事をする上で患者の命を守る指針は、どれだけ正しい手順を踏めたかどうかだ。それを考慮すると、看護師としてのルールを理解し、遵守することが大切だとわかるだろう。
最後に、「看護師の大切な役割」を知っておくことも忘れてはいけない。改めて、看護ケアの基本を振り返ってみることも時には必要だろう。